JGC vs SFC / STATUS TRAINING
JAL修行とANA修行はどっち?JGC・SFCの取得条件を比較
陸マイラーでもJGCやSFCに届くのか。結論は、JALとANAで異なります。カード決済で貯まるマイルは、航空券などへ交換するためのものです。一方、JALのLSPとANAのPPは、上級資格の判定に使われる実績です。JALカードの対象決済ではマイルとLSPの両方を獲得できますが、ANAカードの通常決済で貯まるのはマイルだけ。国際線特典航空券に必要なマイル数と、上級資格に必要な実績を分けて確認します。
結論
陸で貯めたマイルは国内・国際線の特典航空券へ使えます。ただし、上級資格への影響はJALとANAで異なります。JALカードの対象決済ではLSPも貯まりますが、ANAカードの通常決済ではPPを獲得できません。JGCは生活実績を長期的に積み上げ、SFCは実際の搭乗を含む単年計画で目指します。
比較表を見る ↓
数年かけて目指したい?
搭乗・カード決済・対象サービスを組み合わせる国内線は対象1搭乗につき5 LSP。JALカードも、100円=1ショッピングマイルなら20万円の対象決済で5 LSPを積めます。
今年1年で決めたい?
対象便ごとのPPを年内に積む標準Platinum条件は総50,000 PP。さらに、その内訳としてANAグループ運航便だけで25,000 PP以上が必要です。ラウンジだけが目的?
今後3年の利用回数と費用を比べる旅行が年1〜2回なら、必要なときだけラウンジ利用料を払う、または上位席を購入する方が安い場合があります。LSP & PP / HOW IT ACTUALLY WORKS
1,500と50,000を、
行動に翻訳する。
どちらも普通のポイントではありません。JALは「飛ぶ・カードで払う・対象サービスを使う」を生涯累計。ANAは対象便に乗った実績を、その年のうちに二つの条件へ届かせます。
1,500 LSPは、
飛ぶ+払う+使う。

一度の搭乗額やマイル残高ではなく、JALとの取引実績を生涯で積み上げた数字。
決済だけでも制度上は進めます。ただし1,500 LSPまでの概算は、100円=1mileなら6,000万円、通常の200円=1mileなら1億2,000万円。カードは近道というより、日常利用で足す補助線です。
年40搭乗=200 LSP+年200万円決済=50 LSP→年250 LSP、ゼロから約6年
100円=1ショッピングマイルで計算。対象外利用・端数・他サービスは含まない単純例です。50,000 PPは、
対象便ごとの実績。

その年の対象フライトで得た総PP。その内側で、ANAグループ運航便のPPも25,000以上必要。
区間基本マイル×予約クラス・運賃積算率×路線倍率+搭乗ポイント
同じ羽田―那覇でも運賃によってPPが変わるため、「何往復」と一律には言えません。- ANA便50,000+提携便0通過
- ANA便25,000+提携便25,000通過
- ANA便0+提携便50,000未達
全部をANAグループ運航便で積めば、50,000 PPがそのままANA便分にもなり、両方を通過。提携便だけの50,000 PPでは内訳条件を満たしません。
ANA便30,000 PP+Life Solution 7サービス以上+ANAカード・ANA Pay 400万円
3条件すべて必要。標準ルートとは別枠で、決済だけではPlatinumになりません。LAND MILES / STATUS REALITY
飛ばずに貯める。
でも、資格は別。
陸マイラーは、カード・買い物・固定費などでマイルを貯める人。マイルは特典航空券へ使えますが、JGC/SFCの資格実績とは同じ数字ではありません。
対象ショッピングマイル2,000マイルごとに5 LSP。飛行機に乗らず1,500 LSPへ届くこと自体は可能ですが、100円=1マイルでも対象決済は概算6,000万円。現実には長期の生活決済と搭乗を組み合わせます。
カードで貯まるのはANAマイルで、通常決済からPPは生まれません。Life SolutionルートでもANAグループ便30,000 PPが必要。陸マイルで費用を軽くできても、最後は対象便へ乗ります。
同じ対象決済から、使えるマイルと生涯実績LSPを別々に積算。マイルを特典航空券へ使っても、その特典搭乗自体ではLSPは増えません。
特典航空券ならPPは0。マイルをSKY コインへ換え、対象の有償航空券を買って実際に搭乗すれば、通常の有償航空券と同様にPPを積めます。
入会・継続・搭乗・特約店ボーナスは入れず、一般加盟店の通常積算だけで比較。

JAL普通カード
2年目以降2,200円/SMPなし
固定費を抑えて、まずJALマイルとLSPを同時に積む。

JAL普通+SMP
2,200円+SMP 4,950円
ゴールドへ上げず、一般加盟店100円=1mileへ。

JAL CLUB-Aゴールド
年17,600円/SMP込み
買い物1mile/100円に、搭乗25%ボーナスと保険を足す。

ANA VISA一般・通常
2年目以降2,200円
移行費用を抑え、200円=1mileでANAを試す。

ANA VISA一般・2倍
2,200円+移行年度6,600円
必要な年度だけ2倍コースで100円=1mileへ。

ANA VISAワイドゴールド
年15,400円/移行無料
毎年移行し、継続2,000mileと搭乗25%も使う人向け。
20,000マイルなら、国際線が現実になる。
ホノルル・エコノミー片道の基本マイル。ソウルならエコノミー片道7,500mile、ビジネス片道18,000mileが基本。
ホノルル・エコノミー片道のレギュラーシーズン。ソウル往復ならレギュラーシーズン15,000mile。
必要マイル数は時期・路線・空席・クラスで変わります。国際線は税金・空港使用料・燃油特別付加運賃などが別途必要になる場合があります。
JGC vs SFC / STATUS ROUTE
自分の予定に直す。
JALは対象カード決済額からショッピングマイルとLSPを逆算。ANAは「ANAグループ運航便」と「対象提携便」を分け、総50,000 PPとANA便25,000 PPの二つのゲートを判定します。
毎年、何LSPずつ進む?
現在地に、年間の搭乗・対象カード決済・その他対象サービスを足します。積算率を選ぶと決済額からLSPを自動計算します。
- 国内線
- 100 LSP
- 国際線
- 50 LSP
- カード(20,000 mile)
- 50 LSP
- 1,500まで残り
- 1,250 LSP
ANA便と提携便を分ける。
対象便に搭乗済みのPPと、年内に追加予定のPPを運航会社別に入力します。通常のカード決済で得るマイルはここへ足しません。
- ANAグループ便
- 25,000 PP
- 対象提携便
- 25,000 PP
- 通常のカード決済
- PPにはならない
- 翌年繰越
- なし
現行のLife Solutionサービス利用条件によるPlatinumルートは、この3条件をすべて同じ対象期間で満たします。通常の50,000 PPルートとは別です。対象サービスと利用期間は公式ページで確認してください。
ANAは利用額300万円を境にSFC PLUS/LITEへ分ける案を公表しましたが、利用者の声を受け再検討し、2026年9月末までに改めて案内するとしています。未確定のため、上の判定には入れていません。
SIDE-BY-SIDE
まず、判断軸を
揃える。
最大値ではなく、実際に使う条件を同じ列で比較します。
THE SHORTLIST
選ぶ理由と、
見送る条件。
カード名より先に、自分の利用条件と一致するかを見ます。

JAL Life Statusを積む
カードランクを急いで上げず、搭乗と生活実績を生涯累計。- 選ぶ
- 毎年JALを使い、数年単位でJGCを目指す
- 見送る
- JGCのためだけに短期間で不要な決済や搭乗をする

ANA Platinumを年内に取る
年間総50,000 PPを獲得し、そのうち25,000 PP以上をANAグループ運航便で積む。- 選ぶ
- 路線・運賃・休暇を年初に組み、年内完走できる
- 見送る
- 年末に不足PPを埋めるため、高い便を無理に足す

都度必要な特典を買う
搭乗回数が少ないなら、ステータス取得費より必要時に払う方が軽い。- 選ぶ
- 年数回の旅行で、優先サービスを毎回は使わない
- 見送る
- 仕事や旅行で年間を通して上級特典を確実に使う
TWO CLOCKS
JALは生涯、ANAは暦年。
JAL Life Statusポイントは、対象サービスの実績を生涯累計します。JGC入会の基準は1,500 LSPで、JALグループ国内線は対象1搭乗ごとに5 LSP、国際線は1,000区間マイルごとに5 LSP、JALカードは2,000対象ショッピングマイルごとに5 LSPです。基準未満の端数は公式カウンターで次回へ繰り越されます。
ANAのPremium Pointはマイルと別に、1月から12月の対象搭乗で積算されます。1便のPPは区間基本マイレージ×予約クラス・運賃積算率×路線倍率+搭乗ポイント。Platinumの標準条件は年間総50,000 PP、かつその内訳としてANAグループ運航便25,000 PPです。
JAL / TWO METERS
JGCとFLY ONを混同しない。
JALには、生涯実績でStarグレードとJGC入会へ進むLife Statusと、その年の搭乗実績で判定するFLY ONステータスがあります。JGCを長期保有する入口は、現在は1,500 LSPと対象JGCカードの保有です。
普通カードでも対象ショッピングマイルからLSPを積めます。1,500 LSP到達時は、JGCのCLUB-A、CLUB-Aゴールド、JALダイナース、プラチナ、プラチナ Proのいずれかが必要です。初日から高いカードへ上げるより、搭乗・保険・ラウンジを使い始める時点でランクを再判断します。
- 250 LSP:JMB eliteの入口
- 500 LSP:JMB elite plusの入口
- 1,500 LSP:JGC Three Star・JGC入会基準
- カードを退会すればJGC継続条件も失う
ANA / ONE CALENDAR
ANA便25,000 PPは、総50,000 PPの内訳条件。
標準Platinumルートには二つのゲートがあります。ANAグループ運航便50,000 PP+提携便0なら両方通過。ANA便25,000+対象提携便25,000でも両方通過。しかし対象提携便だけで50,000 PPへ届いても、ANA便25,000 PPのゲートが未達です。
ANA便だけで50,000 PP積む人は、その全額が総PPとANA便PPの両方に数えられます。PlatinumまたはDiamondのサービス期間中など所定条件を満たすとSFCへ申し込めますが、カードの申込と審査は別です。
ANA / ANOTHER ROUTE
30,000 PP+7サービス+400万円という現行ルートもある。
ANAには、標準の50,000 PPルートとは別にLife Solutionサービス利用条件によるPlatinum到達ルートがあります。現行条件は、ANAグループ運航便で30,000 PP、対象Life Solutionサービス7つ以上、ANAカード・ANA Payの合計決済400万円をすべて満たすことです。
こちらはカード決済が資格条件に入りますが、400万円決済だけでは届きません。ANA便30,000 PPも必要です。対象サービスには指定があり、判定期間も条件ごとに異なるため、開始前に公式の当年条件を確認します。
CARD ≠ STATUS
カード決済と搭乗修行を分ける。
JALカードの対象ショッピングマイルはLSPへつながりますが、2,000ショッピングマイルで5 LSPです。仮に100円=1マイルなら、20万円の対象決済で5 LSP。カード決済だけで1,500 LSPを作る概算は6,000万円規模になり、搭乗や他サービスと組み合わせる長期戦です。
ANAカードの通常決済で貯まるのはカード会社ポイントやANAマイルで、通常の買い物額がそのままPremium Pointになるわけではありません。Premium Pointは対象フライトの区間基本マイレージ、予約クラス・運賃倍率、路線倍率、搭乗ポイント等で変わるため、公式シミュレーションで1便ずつ積み上げます。
LAND MILER / TRAVEL
陸マイラーは、マイルで旅へ行ける。資格は別。
年200万円を一般加盟店で決済し、100円=1マイルの条件なら、JALもANAも概算20,000マイルです。JALならホノルル線エコノミー片道の基本マイル、ANAならレギュラーシーズンのホノルル線エコノミー片道が目安。国内線やソウルなら、より少ないマイルから狙えます。
JALは同じ対象決済から20,000マイルに加えて50 LSPも積算されます。ただし、そのマイルで取ったJAL特典航空券の搭乗自体はLSP対象外です。ANAはカード決済で20,000マイル貯めても0 PP。特典航空券も0 PPですが、マイルをANA SKY コインへ換えて対象の有償航空券を購入し、実際に搭乗すればPPを積めます。
2028 / UNDER REVIEW
SFCの将来制度は、まだ確定扱いしない。
ANAはSFCを年間のANAカード・ANA Pay決済300万円以上のSFC PLUSと、未満のSFC LITEへ分ける制度案を公表しました。しかし2026年8月23日時点では、利用者からの意見を受け、制度改定の内容を再検討していると案内しています。
ANAは2026年9月末までに詳細を改めて案内するとしています。現段階では『300万円使えば将来もラウンジを利用できる』『300万円未満なら必ずこの特典になる』とは断定せず、取得費用やカード評価にも反映しません。
STOP LINE
何回使えば、取得費を回収できる?
修行費用は航空券代だけでなく、通常なら選ばない便との差額、空港までの交通費、宿泊、食事、休日の価値まで含めます。その総額を、今後3年程度で実際に使うラウンジ・優先搭乗・手荷物・予約サービスの回数で割ります。
旅行が年1〜2回なら、ラウンジ利用料、上位席、手荷物、対象カード付帯サービスを都度選ぶ方が安いことがあります。趣味として搭乗自体を楽しむ価値は否定しませんが、それを『節約』と混ぜないことが本音比較です。
- すでに予定している搭乗で何PP/LSP積めるか
- 修行のためだけに増える総費用
- 今後3年で特典を使う現実的な回数
- 制度変更後もカード年会費を払い続けるか
FAQ / SEARCHED QUESTIONS
よく検索される疑問。
JALのJGC修行は1,500 LSPで終わり?
入会基準の一つが1,500 LSPです。加えて、JGC CLUB-A以上など対象カードを保有し、規約を満たす必要があります。入会後も対象JGCカードの保有が継続条件です。
JALカード決済だけでJGCになれる?
制度上は対象ショッピングマイルからLSPを積めますが、2,000マイル=5 LSPです。仮に100円=1マイルなら1,500 LSPに約6,000万円の決済が必要な概算で、現実には搭乗や他の対象サービスと組み合わせます。
陸マイラーだけでSFCになれる?
カード決済だけではなれません。ANAカード決済で貯まるのはANAマイルで、PPは0です。マイルをSKY コインへ交換して対象の有償航空券を買う方法はありますが、PPを得るには実際の搭乗が必要です。
20,000マイルで国際線に乗れる?
空席と時期次第で狙えます。JALはホノルル線エコノミー片道の基本マイルが20,000、ANAもレギュラーシーズンのホノルル線エコノミー片道が20,000マイルです。税金・空港使用料・燃油特別付加運賃などは別途必要になる場合があります。
特典航空券で飛べばLSPやPPも貯まる?
原則として貯まりません。JAL特典航空券の搭乗はLSP対象外、ANA特典航空券もPPは0です。ANAはSKY コインで対象の有償航空券を購入して実際に搭乗する場合、通常の有償航空券と同様にPPの対象になり得ます。
ANAの50,000 PPのうちANA便25,000 PPとは?
合計75,000 PP必要という意味ではありません。総50,000 PPの内訳として、ANAグループ運航便で獲得したPPが25,000以上必要です。ANA便50,000+提携便0、またはANA便25,000+対象提携便25,000なら標準Platinum条件を満たします。
ANAカードを400万円使えばPlatinumになれる?
決済だけではなれません。Life Solutionサービス利用条件の現行Platinumルートでは、ANAグループ運航便30,000 PP、対象7サービス以上、ANAカード・ANA Pay合計400万円の3条件をすべて満たします。
ANAのPremium Pointは翌年へ繰り越せる?
できません。毎年1月から12月の獲得分で判定されるため、年内完走できる計画かを先に確認します。
SFCはPlatinumになれば自動でもらえる?
自動ではありません。所定の入会条件を満たす期間にSFCへ申し込み、カード会社の審査を受ける必要があります。
2028年からSFCは年300万円決済が必須?
2026年8月23日時点では断定できません。ANAは発表済みの制度改定を見直し検討中で、2026年9月末までに改めて詳細を案内するとしています。
SOURCES / PRIMARY
公式情報を確認。
申込条件・特典・対象取引は変更されることがあります。申し込み前に必ず公式ページで最新条件を確認してください。